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先日職場の35歳になる女性が「来月の15日は友人の結婚式に出席するので有給をとりたいのですが……」と言ってきました。

彼女は今どきめずらしい古風な女性で、仕事はマイペースでかなり遅いのですが、鉛筆や消しゴム、ボールペンなどの文具は小さくなって使えなくなるまできれいに使ったり、机の上には抜き取ったホッチキスの芯を入れる手作りの小箱があったりして、新しい文具をあげようとしても「私はまだ、これが使えるからいいです」などという微笑ましい面があります。

そのように、はたからみたら癒し系で「奥さんにしたらいいだろうなー」と男性が思うようなタイプなのですが、いまだに独身で結婚を焦っている様子もありません。

聞くと、一度好きな男性と2年間くらい同棲していて彼の転勤で離れ離れになってから、恋も自然消滅してしまったということでした。

その彼女が友人の結婚式に出席するということで、その日の午前中は職場内が結婚の話でもちきりになりました。

ところが皆、これから結婚する人たちのことには興味津々なのですが、結婚している人にはあまり興味が湧いてこないようでした。

そこで「結婚記念日には、何かお祝いをしてる?」と、既婚者の女性たちのほうに話しを向けると、「別になんにもー」という人が殆どで、「美味しいものを食べに行くくらいかなー」という人がぽろぽろいる程度でした。

日本人は一般的にいって、“結婚記念日”に特別な意義を感じている人がまだ少ないのかも知れません。

私たちは、“結婚記念日”の過ごし方をもう一度見つめなおしてみる必要がありそうです。

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